第9回研修会が開催されました

10月27日(木)、多言語行政書士協会第9回研修会が開​催されました。


行政書士司法書士、一般の方をあわせて39名とたいへん大勢の皆さまに
ご参加いただきました。


はじめに、多言語行政書士協会代表 行政書士中村和夫先生からの
ごあいさつがありました。


続きまして、今回の講師である司法書士行政書士の有野久雄先生に
講義をしていただきました。


「知っておきたい国際相続・国際遺言などの渉外業務」

というテーマで、台湾国籍の方が死亡した場合の相続手続き
の事例をもとに、講義をしていただきました。


渉外業務特有の様々な文書のコピーを資料として配布して
くださり、とても丁寧に説明をしくださいました。


具体的な手続きについての講義はもちろん、
「我々、法律実務家は、どのようにクライアントの問題を解決するかが最も重要である」
といった心構えまで、本当に多岐にわたるお話をしてくださり、
参加者からの質疑にも応答してくださいました。


通常は、ここで研修会終了となるのですが、今回は、東京外国語大学
多言語・多文化教育研究センター 特任講師 長谷部美佳先生
がオブザーバーとしてご出席してくださっており、次のような内容の
コメントをしてくださいました。


有野先生のお話にありましたとおり、外国人の相談は1つだけの問題
ではなく、例えば離婚とビザのように複数の問題がからんでいること
があるので、外国人がこのような専門的な内容の相談をできる場づくり
を(行政書士に)ぜひ進めていってほしいと思います。


研修会終了後は、会場近くの居酒屋で講師の先生を囲んでの懇親会を行い、
16名の方々にご参加いただき、大変盛会のうちに終了いたしました。


次回の研修会詳細が決まりしだいご案内いたします。

皆さまのご参加、心よりお待ちしております。