第10回研修会が開催されました。

4月6日、港区立勤労福祉会館にて第10回研修会が開催されました。

多言語行政書士協会の研修会としては記念すべき第10回目、折しも入管法改正の時期と重なり、「どうなる!新在留制度」というテーマには多くの方に関心を寄せていただきました。
行政書士や補助者、司法書士、社労士、弁護士の先生方など、47名の方にご参加いただきました。


当協会代表、行政書士中村和夫先生のご挨拶から始まりました。「めったに聞けないお話を聞ける大きなチャンスです」というお言葉に、期待が高まります。




まず、新宿支部の和田直也行政書士(当協会会員)から、今回の改正に際しての入管のパンフレットや「Q&A」に沿ってご説明がありました。


丁寧なご説明と共に、今回改正に際して、パスポートを見ただけでは過去の履歴がわからなくなる等、数々の鋭い問題のご指摘もあり、あらためて、
法改正のむずかしさを感じました。


次に、当協会の相談役で元東京都行政書士会国際部長、
榎本行雄先生に、元政府専門委員を務められた当時の秘話をお伺いいたしました。


実務家として政府専門委員を務められた榎本先生のご苦労・ご努力が実を結び、そのご提言が今回の改正につながっていることを実感、本当にめったに聞くことのできない貴重なお話でした。


最後の質疑応答の時間では、ベテランの先生からのより専門的な質問だけではなく、
意見交換、解釈論議などが展開され、皆様の関心の高さを感じました。


終了後の懇親会でも、講師の先生方を含め16名の方にご出席いただきまして、
大変楽しく、盛会のうちに終了いたしました。

ご参加くださいました皆様、真にありがとうございました。