第５回研修会が終わりました

２月２２日（火）に「保険契約と外国人」をテーマに第５回研修会を開催しました。

参加者は、行政書士、司法書士、社会保険労務士、一般の方をあわせて２７名でした。

はじめに、多言語行政書士協会代表　行政書士中村和夫先生より最新の入管状況についてお話がありました。

続きまして、本日のテーマである「保険契約と外国人」について、
三井住友海上火災保険株式会社　課長　松永剛様より講義をしていただきました。

日本在住外国人の方が保険契約を行う場合の留意点、任意代理人との手続き、個人をとりまくリスクと保険、事故例のご紹介と、幅広く保険契約についてお話をしてくださいました。

日本に在住する外国人が保険契約をする際に求められる具体的要件等について詳細にご説明をいただき、参加者は皆、真剣に先生のお話に耳を傾けていました。

次に、当協会会員の司法書士／行政書士　豊田則幸先生より司法書士としての外国人関係業務について講義をしていただきました。

外国人が不動産売買を行う際には、日本人の場合と異なる書類が必要であることや注意を要する点など実体験に基づくお話をしていただきました。

体験談の中には、思わず笑いがでてくるようなエピソードもありました。

休憩をはさんだ後、お二人の講師の先生に加えて、社会保険労務士／産業カウンセラー／キャリアコンサルタント　伊藤靖彦先生（労働省・厚生省出身）と当協会会員の日本司法通訳士連合会 会長/司法通訳人、東京国際人権協会　理事長　天海　浪漫様をパネリストにお迎えし、当協会代表　中村和夫先生の司会のもとパネルディスカッションが行われました。

参加者からの質問や意見など活発にだされての討論となりました。

研修会終了後は、会場近くの居酒屋で講師の先生を囲んでの懇親会を行い、
１７名の方々にご参加いただきました。

次回の研修会につきまして、近日中にこのブログでご案内いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

事務局　研修担当　景山